2011年 07月 29日
『顔に降りかかる雨』 桐野夏生著
主人公ミロの喪失感・孤独と裏腹な颯爽としたイメージ、女っぷり、イコール桐野夏生のイメージだが、その後の著作のテーマの広がり、徹底した追求に、正に稀有な作家なのだと思う。
『書ける』作家として、作品自体文句なく面白い。女性は、ミロの姿に気持ち良く同調出来る。男性には人気ないという事ですが、さもありなん。
しかし、面白い本はすぐ読みおわっちゃって悲しいわ
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by e_pandako02
| 2011-07-29 08:01
| 読書