2009年 09月 12日
勧進帳 と 八百屋お七
9月大歌舞伎、本日見てきました。
長唄の中でも好きな曲、「勧進帳」。歌舞伎の演目としても大好きです。
しかも配役が、幸四郎の弁慶、吉右衛門の富樫、染五郎の義経、こりゃ見ないではいられないでしょ。
よかったですよ!あの緊張感、あの美しさ、あの迫力。
長唄知ってると、舞台の厚みが増す気がします。面白かったし、滝流しは思わず緊張。
よくできた芝居だなあ、と。
名曲、名舞台。観られて幸せでした。
3幕目は八百屋お七。
はじめて見ました。福助の人形振り。あれは凄いですよ!ブレイクダンスとか、踊りは外来のものが凄いのかと思ってたら、な~んだ、日本にはこんなに昔からもっと凄いものがあったんじゃないか、と再認識。
お七の狂気、一途な恋の炎に焦げても燃え尽きても、可愛い男のため。
あの色。あの迫力。いじらしさ。
雪の降りしきる中に映える紅、浅葱、黒髪。
また来月も行きたい。歌舞伎はホント面白い。
歌舞伎座がリニューアル期間はどうするんでしょうか。
本日のお茶はこんな感じ。
なんて店だったかしら・・・。