2009年 08月 04日
「月下の恋人」 浅田次郎
ちょっと不思議な味の短編集。
でも考えてみたら浅田次郎さんはちょっとした不思議感動ストーリー得意な人だった。
直木賞もそれでとってましたものね。
ここに収められた短編には、少しずつ悲しい男女の結びつきが描かれている。
どうしてか、どうしても必然的に偶然にも、そうなっていってしまう。
人間には、人生には、どうしようもないことがある。
それでも悲しく待ち続ける人のおぼろな影・・・。
この単行本の表紙の写真、素敵ですね。
by e_pandako02
| 2009-08-04 23:01
| 読書