先日訪れたデパートで、香水をあれこれ試してみました。



香りって、ダイレクトに感性に訴えかけるもの。



懐かしい香り、ふっと過ぎる面影のような香り、憧れを思い起こさせる香り、別の女になるきっかけの香り、眠る前の幻のような香り・・・いろんな香りがありますね。



その名前だけでドラマを感じさせる香水の名品は沢山あります。



№5


ミス・ディオール


夜間飛行


ミツコ


サムライ



どれもこれも試してみたくなるものです。同じ香りでもその人の体臭によって微妙に違う香りに変化するといいますよね。


外国の方のように猛々しくタップリと自分の香りを付けてみたいものですが、日本人はあまりしつこく香るのは好きではないですよね。


ふっと記憶に残るような香りを漂わせてみたいですが・・・。



今私が寝る前に愛用しているのは、MARC JACOBSのくちなしの香りの香水です。


わたしにとっては「懐かしい」香り。


梅雨から夏への季節の夜に、どこからかふっと漂う・・・。


夜に忍び寄るような香りです。


なんだかステキな夢が見られそうで・・・。




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by e_pandako02 | 2011-03-30 22:53 | ブログ

浅田次郎の面白エッセイです。




相変らず・・・ワハッと声が出てしまいます。






「しろくま」「ポップコーン」「うどん」「レタス」食べたくなる。






「空飛ぶレタス」の旧弊江戸っ子じいさまの話が面白い。






「・・・ところが次の瞬間、レタスが空を飛んだ。じいさまがちゃぶ台をひっくり返したのである。久しぶりに見る『デェーイ!』の一幕であった」






「デェーイ!」の掛け声は




「何言ってやがるんでぇ」







「てやんでぇ」







「デェーイ!」




と、その時の感情の緊急性・爆発性により変化とのこと。




今ではありえないけれど、家父長の権威を表現する手段として広く行われていたそうな。




「巨人の星」の父ちゃんちゃぶ台ひっくり返しは普通の家庭で行われている事であったのだ!






ここで家長たるもの決めゼリフを残さねばならぬ。


食卓に並んだレタスに対し




浅田次郎のじいさまの啖呵は






「ヤロウ!いかにくすぶったってな、人間はウサギじゃねえんだ!」






お見事。









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by e_pandako02 | 2011-03-30 08:14 | 読書

ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET

今日はJAZZボーカル教室が久しぶりに復活しました。


しかし、教室も節電、マイクの電源も入ってません!


会話はどうしても不安と心配の方向へ・・・。


とにかく、歌いましょう。



CAN'T HELP FALLIN' IN LOVE



愚か者のやること、って賢い人は言うけれど


恋に落ちずにはいられないの



いけないことかしら あなたを好きになってしまったの


川が海へと注ぎ込むように どうしようもないの 



この手を取って 私の生活のすべても


あなたを好きにならずには居られない



と、まずはエルビスと同じくらい甘い声でチャレンジ

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曲は当然知っているから、どう味付けするかってのがJAZZの楽しみ。


メンバー三者三様の「好きにならずにいられない」でした。



その後、何か明るい気分で歌って変えれる曲を!と「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」を皆で歌いました。


一文無しだってロックフェラーにでもなれるさ!


と歌えばすっかり気分は明るい日なたの大通り。



明日に希望が持てる毎日に。


泣く人が居ない日常に。




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by e_pandako02 | 2011-03-29 22:04 | JAZZ!

TAROの塔

NHKのドラマ、「TAROの塔」。


いわずとしれた岡本太郎さんが主役です。


「かの子繚乱」読んだから、ついつい岡本太郎にも注目。生誕100年なんですよね。展覧会もあるし。



あの三つ巴の親子関係、普通じゃありません。


しかし、芸術というのは、人を感動させるのは、何か突出したモノ。


普通じゃ感動は生み出せない。狂気が人を惹きつける要素であるには違いありません。



太郎さんのお母さん、岡本かの子は寺島しのぶが演じます。


太郎さんは松尾スズキ。これまた上手い。そっくり・・・。


今楽しみにしているドラマはコレだけかな。




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by e_pandako02 | 2011-03-28 19:59 | ブログ

「英国王のスピーチ」

ひっさしぶりに映画観ました。
何カ月ぶりか・・・。映画好きを自認する私ですが、そちらに気持が全く向いておりませんでした。

出かけた映画館、節電ということで映画館の周囲も館内も薄暗く、しかし何の不便も感じないのでした。
映画上映している、というだけでも贅沢な気分。

「英国王のスピーチ」、今年のアカデミー作品賞です。
吃音の英国王がその欠点を克服すべく、また国の重大局面において、どう乗り越えていくか。
面白かったです。
人間はどういう立場にあっても、自分におこった試練を一つずつ乗り越えていくしかない、それがその人をその立場に見合う人間へと導いていくのだなあ、と思いました。
初めから出来上がっている人間はいないわけです。
足らないところや凸凹を修正しながら生きていく、それ、ですよね。

第二次世界大戦で、ドイツとの戦争状態に突入する時、一国の王として、全国民に送るメッセージ。
こっちも観てて緊張しました。

現在同じような国難に見舞われている私たち、その立場にある人の強いメッセージを聞きたい。
映画ではヒトラーの演説の様子も出てきますが、国が不安な時に、例えばこのように強烈で情熱的な演説を聞かされたら、その内容の是非はともかくその人間の言う事に魅了されてしまうかもしれません。

ウチの首相は何やってるんでしょうね・・・。

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by e_pandako02 | 2011-03-28 08:59 | 映画

岡本太郎の母、岡本かの子。
その人生評伝を瀬戸内寂聴が書いている。

人生を燃やしつくして生き切った、かの子。
その影には夫・一平の献身と二人の男が居た。
かの子の情熱とおおらかな母性、そして他者を巻き込まずには居れないその存在感。
「芸術」を至上のものとした夫婦の、社会通念的にはあり得ない生き方。

平凡に生きる、それが幸せなのかも知れないし、或いは何かに魅入られて生きる、その苦しくも華やかに昇華する生き方が幸せなのか、それはどちらともいえない。
しかし、後者は特別な人間にしか与えられないと思う。
自分の情熱のありかを正に見つけ出し、それに投身して悔いない生き方。
それが出来る人は何万人に一人、なのではないかと思う。

かの子のような作家は現代には見つからない。
「炎」「煉獄」を感じさせる作家。
芥川・川端と並び称された作家。

平凡な人間を自覚する私は、その炎に恐れおののきながらかの子のような人生に憧れを抱き、けれども覗き見る程度の事しか出来ないのである。

しばらく岡本かの子の作品を読んでいこうと思う。

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by e_pandako02 | 2011-03-26 09:05 | 読書

明日はライブ

明日は久しぶりにライブに行こうかと思います。



震災以降、


職場⇔一人暮らしの部屋


しかも節電の為に電気を消して布団をかぶりつつ、小さい電灯で本を読む、


そんな生活2週間繰り返していましたら、流石に・・・。



明日は久しぶりにライブに行こうかと思います。


節電の効果もあるに違いないし、内容も濃いのではないかと。



SOMETIMEでボサノバか、MEGでMAYAさんの異国情緒に浸るか・・・。


悩むところですが、どっちも吉祥寺。


気の向くままに決めましょう。




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by e_pandako02 | 2011-03-24 22:30 | JAZZ!

エッセイ達人の酒井順子さんの「美人」に対する絶妙な考察、面白いです。



確かに現代は美人”らしき”人が多いのである。


昔のモノクロ映画の女優のような、本当の「美人」というのは少ない。


私が高校生の頃は、美人とそうでない人の落差がかなりのものでした・・・。


しかし、今はメイク技術と均一的なファッションでいくらでも「平均」になれるのだ。


髪型とファッションで美人らしき雰囲気を作ることは出来るのである。



一番面白いのが「現地調査レポート『日本海側美人一県おき説』をめぐる考察」、日本海側は一県おきに美人が多いという・・・。


曰く、青森×秋田○山形×新潟○富山×石川(金沢)○福井×(ごめんなさい!)。


ホントかいな、と現地調査していらっしゃいます。



結果、秋田がダントツの美人県だということです!


美人率20.5%だって・・・。


つまり街を歩いていて5人に一人以上の割合で美人とすれ違う、ってこと。


いや~・・・。


うらやましい。美人を見ると美人になれる気がしますもんね!




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by e_pandako02 | 2011-03-24 20:06 | 読書

物語の幕開けが素晴らしいと思います。


新京の美しい景観。


あの混沌とした時代の、輝き。


あの時代を懸命に生きた男-浅丘ルリ子の父と、それこそ歴史上の人物、甘粕との交流が語られるのである。


この冒頭の設定だけで、もう90%は物語りは成功していますね。



石原裕次郎・美空ひばりといった昭和の大スター物語にちりばめ、女優として生きるRURIKO。


自身の生き様というよりは、彼女を通して「昭和」という時代を語っている。



ひばりの最後のコンサート、鳥肌が立つようなその描写に、間違いなく「昭和」という時代の終焉が見える。



「戦争と引き上げの記憶が、自分にそう多くのものを望ませないようにしているのだろうか。いや、そんなことはない。父から受け継いだ根本的な何かが、自分をしっかりと支え、不幸には向かわせなかった。



こんな作品を書ける林真理子は、やはり力のある作家なのである。



時を同じくして、BSで浅丘ルリ子さんの特集を放送していました。


途中からしか見られなかったのですが、とにかく綺麗。


ルビーのように、ダイヤのように銀幕で輝いています。


あのアイライン。大きな瞳。



「男はつらいよ」のマドンナ、リリー。なんと心に残る女性であるか。


山田洋二監督が語っていました。


「浅丘さんは台詞が早い。ぱぱぱっと気持ちよくしゃべり切っちゃうから、あの人の映画は尺が短い。


そして、高低のあるいい声。」


う~ん、なるほど。口跡がいい、というのは役者の第一条件かもしれませんね。



ルリ子さん、80歳までは女優をやりたい、とおっしゃっていました。


こういう煌く人生、憧れますね。




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by e_pandako02 | 2011-03-23 20:41 | 読書

毎日、東北関東大震災のニュースに心を痛めております。
被災者の方々の助けになるのは、自分が出来る事はなんなのか?
まずは節電。
暖房を抑えて、電気を消して、早々と布団に入って小さい電気で読書の日々です。

年明け早々身内に不幸があり、「読書」に頭が回らなかった私。
そもそも本を読んで何の役に立つの?結局人間死んだら終わり。何も残らない・・・。
「読書」は単なる暇つぶしなんじゃないか、なんて最近妙に懐疑的になっておりました。

本を読む、というのはどういう事なのでしょうか?
開けば新しい世界が広がっている。それが「本」。
「読書は良い事」と普通子供のころから言われていたし、もちろん子供の頃からずっと本が好きでした。
しかし・・・。

答えが欲しくて
「多読術」
を読みました。おそらく私の何千倍も本を読んでいるであろう松岡正剛さん。
一番感じ入ったのが、読書は双方向のコミュニケーションだ、ということ。
作者から発するものに感じ入る、それだけではない、と。


また、本を開く事で「未知」が「無知」になる、と。

松岡正剛さんのその読書方法にも、かなり興味ありますし、一部取り入れてみたいです。
自分の読書体系によって、歴史・意識多層のマッピングを行うという方法。
これはかなり面白そう。
何に自分が感じるのか、感動するのか、マッピングによって「自分」というものが浮き彫りにされてくるはず。

そういえばこのブログで読後感を書いているのも、松岡さんの「千夜千冊」には到底及ばないですが、そういった自分の感覚のある場所を記録していきたい、という気持からなのですよね・・・。

かなりお勧めです。
読書好きな方、是非!


あれ?結局「読書」とは?


そんなこと考えなくてもいいや、だってこれだけ読んでない本があって面白い本があるんだもの。


とにかく読め!読め!


答えはいらない。




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by e_pandako02 | 2011-03-23 08:58 | 読書

鎌倉で暮らし始めて3年が過ぎました。忙しい日々の中見つけたイイものを綴ります。