小津安二郎監督との出会いは高校一年だったか・・・。


同時期に黒澤明監督作品に嵌り(モノクロ黄金時代!)、映画にどんどん嵌っていった日々。


思えば暗い高校時代ですねえ・・・。


ま、それはそれでよかったと思います。


若い時代に一流品に出会えた幸せ。小津安二郎作品、見たこと無い方もいるんじゃないかと・・・。



しかし、若い私には黒沢作品の方がぜんぜん面白かったです。


小津安二郎の本質は解らなかった。


ただ、昭和の初めの日本人の暮らし、女性の言葉遣い、そして原節子の輝くような美しさ。


そんなものに魅せられていました。



いま、再び「晩春」を見ました。


涙がこぼれました。


父と娘の静かな暮らし。静かな波、変化を迎え入れる父、「結婚」という新たな人生を踏み出す娘。


なんで涙がでるのか。


私たちもこんな風に、生活の中で起こる事に向かい合って、ちょっとずつでも自分の道を選び取ったり、あきらめるものもあったり、それでも生きている、「生きる」事への共感が感動を生むのだと思います。




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小津作品の独特な会話のテンポも心地よいですよ。


「そうかい」


「そうだよ」


「そうかな」


「そうさぁ」


みたいな・・・。


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by e_pandako02 | 2010-02-28 22:31 | 映画

20代で見た「上海バンスキング」。




そして今見る「上海バンスキング」。




同じ感動がよみがえるかと思えば、全くそうではありませんでした。






年齢を重ねるっていうのは嫌いでない。むしろ大きくゆったりと広い川のように、経験を経て変化していく自分が好きだった。




でもね、経験を重ねた分確実に「初めて」の感動というのは薄れ行くものなのだと、実感してしまった。




当たり前なのだけれど・・・あらゆる人がそれを感じる場面があるに違いないのだけれど・・・。






生き生きと息づくJAZZ!




20代の私はJAZZの生演奏なんて、ほとんど観た事無くて、それが目の前で展開されるだけで大興奮だった。




今は?




生演奏が身近にいくらでも聞けるのだから・・・。






そうではなく、今の私の感動は




昔の仲間と再開して舞台を再現できる喜びがいかばかりであったか




同じ役柄を、経験をたくさん積み重ねた後で演じる喜びがいかばかりであったか




そんな感覚なのです。






そして今も昔も変わりない吉田日出子さんのあの歌声。




知らずに涙あふれる。ああ、まだ私の心は枯れちゃ居ない、と。






命かけて 貴方こそ




私の恋人 いつまでも






貴方とならば 忍びましょう




苦しみも 悲しみも






辛い浮世の荒波超えて 二人で行きましょう




貴方と私






命かけて 貴方こそ




私の恋人 いつまでも・・・









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by e_pandako02 | 2010-02-27 16:08 | 演劇

上海バンスキング

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命かけて 貴方こそ
私の恋人 いつまでも

貴方とならば 忍びましょう
苦しみも 悲しみも

終演後ロビーで歌う吉田日出子さん。真ん中でキラキラしてるのですが…
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by e_pandako02 | 2010-02-27 00:16 | ブログ

この何年かですっかり太った私・・・。


反省しきりなのですが、こう寒くては身体を動かすのも大変ですよね。



しかし今日は久しぶりに暖かい日曜日。


先日購入したL-カルニチンを飲んで、歩きました。


歩いた歩いた、日本橋から品川まで。


今年はちょっとチャレンジしたい気分で、東海道ウォーキング、と考えています。


結構足が疲労しましたが、太ったのもあるけど体力に自信をつけたい日々なのです・・・。


頑張ろう、自分よ!




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by e_pandako02 | 2010-02-21 17:38 | ダイエット

芝増上寺

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でっかくて赤いゼ
東京タワー!
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by e_pandako02 | 2010-02-21 10:58 | ブログ

「幕末太陽傳」


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「幕末太陽傳」!!!


この映画、ご存知ですか?観た事なければ是非にもどうぞ!


日活の黄金時代の映画、そんな息吹が感じられます。


軽妙洒脱なストーリー、「品川心中」「居残佐平次」などなど落語が下敷きになっているのでもちろんなのですが、日本映画って面白かったんだなあ、とつくづく感じます。


フランキー堺の演技ともいえぬその存在感、はまり役とはこれを言うのでしょう。


一言で言えば「食えない奴」、一枚も二枚も三枚も上手、一筋縄ではいかない男、口八丁手八丁で、その台詞のとおり「手前ひとりの才覚で世渡りするからにゃあ、首が飛んでも動いてみせらぁ!」なのであります。それでいて身体を患って死を身近に感じている、ニヒル漂う・・・・。


その居住まい、羽織の着方なんて堂に入ったなんてもんじゃない、佐平次がそこに生きているみたいです。



フランキー堺、もちろんリアルタイムでその最盛期を知っているわけではありません。「鬼平犯科帳」でゲスト出演していたときに羽織を投げてはおり、「昔は上手かったんだがなあ・・」などと哀愁漂わせながらつぶやいておられましたなあ。


日活といえば石原裕次郎、高杉晋作を演じています。なんと充実した画面であることか。



最近も日本映画復権していますけれど、こういうぎっちりした造りの映画ってのはお目にかからない。


役者が居ないのかもしれないし、時間も取れないのかもしれないし・・・。


「癒し系」「ゆる系」などという映画やTVドラマの長尺映画にも飽きました。



痛快・愉快、人生のあらゆる要素が包括されているような厚みのある映画、それも日本映画が見たい!


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by e_pandako02 | 2010-02-19 22:51 | 映画

年相応

同僚の女性に言われました。



「あなたは実年齢より精神年齢のほうが高いので、それを基準に周囲の人にも同じくらいの実力や精神性、人間性を求められると厳しい・・・」



そうかぁ???

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自分はそんなに老成してるとも思えないのですが、いや周囲の人の意見というのは聞き逃せない。


ただ私は自分が恥ずかしいと思う行動は取らないだけ。


今まで働いてきた時間のなかで出会ってきた素敵な先輩、目標にしたい人たちに恥ずかしくないように行きたい、行動したいと思っている。


年齢相応だと自覚しているのですが・・・。



いかがですか?


若い時代より年齢を重ねた今の方が、自分としては生き易いし、ペースを自分で作れるいい毎日を過ごしている気がします。


老成しているならば、それはそれでいいな、と思ってます。


しかし、同僚の彼女の言うように「厳しい」面があるのであれば、今後わたしが身につけるべきは「寛容」「寛恕」の心なのかもしれませんです・・・。




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by e_pandako02 | 2010-02-19 21:56 | ブログ

帝国ホテルのハイティー

久しぶりに帝国ホテルのティーラウンジに行きました。


この場所、とっても好きなんです。


広々として人がたくさん居ても、話し声が全く気にならない。


若い人より年配の方、社会に出て活躍している年代の人が多いのも落ち着く理由でしょうね。



あまたの小説や映画に登場しているであろう、その伝統と格式にいつも感心しきり。


ハイティーなので、至極ゆっくりじっくりしました。


お茶もケーキもサンドウィッチも、どれも美味しかったです。



皆さんの落ち着く場所はどんなところですか???




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by e_pandako02 | 2010-02-14 21:34 | ブログ

雨の日寒い日ゆっくりしたい日は映画三昧。


今日はペネロペ・クルス主演、ペドロ・アルバドル監督「抱擁のかけら」を観に行きました。



とても、悲しく美しく泣ける映画でした。


ペドロ・アルバドル監督は


「ボルベール」


「トーク・トゥー・ハー」


「オール・アバウト・マイ・マザー」


を撮った方。


いつも人間の悲しさ、生きることの悲しさに目を向けている人のような気がします。


悲しいけれど美しい。悲しく美しく生きて行きたい・・・そんな感慨を持つ映画かなあ。


あと、いつも感じるけど、あの色彩。


鮮やかなカラー。ぱっと原色。



ペネロペ・クルスは大好きな女優。この人の出ている映画は見甲斐がありますね。


監督をして「女性の完成形」といわしめているとの事。


美しい、その一言。


そして、生身の女性だなあ、と思います。彼女の感覚が生き生きと見ている側に伝わってくる。


愛する人と出会って抱かれる喜び、好きではなくなった男に抱かれる嫌悪感、それでも鮮やかに「女」を演じるその見事さ。女性の生態ってこういうもの。なんですね。




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ホント可愛い・・・。



そしてこの日はイベントがあり、はるな愛

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さんによるトークがありました。


そしてはるな愛さんの「抱擁」プレゼント。


可愛かったですよ~。ふわふわのピンクのブラにせりあがるこぼれそうな胸

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やわらかそう~、手触りよさそう~。


女性でも男性でもどっちでもよかったです。


ピンクのふわふわウサギみたいでした。


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by e_pandako02 | 2010-02-11 15:11 | 映画

可愛い可愛い甥っ子の誕生日。


プレゼントは何がいいかなあ~と、頭を悩ますのも楽しく嬉しく、本屋をぶらぶらとしたものである。


最近の歴史ブームを受けて「龍馬」でいくか、洋物少年小説で行くか・・・。



と、目が釘付けになったのが「怪人二十面相」そして「少年探偵団」!


コレダ!!!


迷うことなく決定したのである。


江戸川乱歩は偉大だ。父も読み、兄も読み(当然私も)、そしてその子供世代も読み、全く飽きさせない。


甥っ子はすぐに1冊読んで、2冊目に至ってはお風呂に持ち込んで読んでいるそうな。



上質なもの、本物はいつまで経っても色あせない。


世代を超えて読み継がれる、その愛おしさよ・・・。





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by e_pandako02 | 2010-02-06 20:51 | 読書

鎌倉で暮らし始めて3年が過ぎました。忙しい日々の中見つけたイイものを綴ります。