「作家の庭」


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「神々の指紋」の著者、丸山健二さんの「小説家の庭」です。


安曇野に暮らす著者が自ら作庭し、写真撮影し、文章を書いています。


庭作りにはかなり興味があります。田舎の実家の庭は、あまりにもいろんな樹を植えすぎ?とにかく沢山の植物が植えられていますが、すっきりした寛げる庭というのはなかなか出来ないものですね。成長する先の形を見据えて、樹を植えたり剪定したり、色合いとして花を植えたり。この本を眺めていると、和花ってとてもいいですね。洋花も美しいですが、情緒は和花の方が勝っていますね。


疲れたときにこの本をめくって、写真を眺めているだけでも楽しいものです。しかも味わい深い文章に感心。一行を何度読んでも繰り返し読んでも飽きないですね。



年齢を重ねるにつれて熟してゆく自由の道をひっそりと歩みたい


どこまでもどこまでも個人の自由を問題にして老いてゆきたい


それこそが


最も無理の無い


偽善的でもない


自然な理念にほかならない


到達すべき目標があるとすれば


まさにそれだ



自分のしているのは生活であって「生きる」という事ではないのでしょうか?一生懸命仕事して、疲れて家に帰って、寝て、起きて、満員電車で職場に向かって・・・。個人の自由って?自分の自由は自分こそが規定し、縛っているのも放つのも自分。今行なっている生活は自分の自由において選択したに他ならないのかもしれないです。この生活を続けろとは誰にも言われていないのに、勝手に自分で続けているわけですもんね。


・・・とこの本を読んでいるといろいろ考えてしまうのです。心地よいのです。


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by e_pandako02 | 2007-10-31 22:21 | 読書

アラビヤン焼そば

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「アラビヤン焼そば」後存知ですか?


子供の頃によく食べたのですが、今も売ってるのかな?


乾麺なので、今考えるとそんなに美味しいわけではなかったのだと思うのですが、我が家の日曜日のお昼の定番は「アラビヤン焼そば」でした。なぜ毎週?母がはまっていたのかもしれませんね。このパッケージのアラビヤ人(?)に郷愁をそそられます。


子供の頃に普通に思っていたけど、今振り返ってみると意外な面白さ。


そういうものって他にもあるかな。


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by e_pandako02 | 2007-10-30 22:22 | ブログ


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北浪良佳さんの「LITTLE GIRL BLUE」購入です。


秋の夜、ゆっくりゆったりの時間にぴったりです。オペラ歌手を目指していたという良佳さん。うなずける綺麗で繊細でのびやかな声の持ち主ですね。日本語の曲もあって、これまた素敵!大好きな大貫妙子さんの「色彩都市」、とっても良いです。



ひまをもて遊ばしてるあなた


レエスのパラソルそっと閉じて



頬にふりそそぐ十二色の


外は光と風のハーモニー



遊びながら 綺麗になるのよ 私だけの


秘密



はじめて 見つけた宝物は


少年みたいな あなたのこと



懐かしいなあ。大貫妙子さんのコンサートに毎年行ってましたが、いつしか行かなくなってしまったなあ。


良佳さんは美人さんの上に声も綺麗でとても素敵。


CDを買ったらライブチケットを貰いました。絶対行くぞ~。


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by e_pandako02 | 2007-10-29 21:35 | 音楽

「中原の虹」 <三>

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「中原の虹」 <三>です!


ますます物語は佳境に入ってまいりました。二巻でついに西太后が崩御、最後の皇帝、溥儀が即位します。混沌とする情勢の中で英雄達のそれぞれの運命は・・・。


「蒼穹の昴」では人物の魅力にぐいぐい惹かれて読んでいましたが、「中原の虹」では、この国はいったいどうなってしまうのか?というところが非常に・・・。


そして日本に亡命した文秀はどうするのか?このまま日本に居続けるはずは無い!どうなるのよ~。


まあ、連載読めば結末はわかってたはずですが、単行本で一気に読むのがいいんですよね。来月には4巻が発売になりますから、即購入せねば!


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by e_pandako02 | 2007-10-28 20:21 | 読書

行って参りました、「阿佐ヶ谷ジャズストリート」

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毎年楽しみにしています。今までは無料のストリート会場しか行った事ありませんでしたが、今年はチケット購入し、パブリック会場で聞いてみようと張り切って出かけよう・・・と台風接近?

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しかしめげずに出かけましたぞ!


まずは駅前噴水広場で大雨に濡れながら、ビックバンドジャズ鑑賞。やっぱいいわ~。しかしあまりに寒くて、到着した友人と共にパブリック会場に移動。


杉並第一小学校で「渡辺文男クインテットwith鈴木道子」だ!おじ様バンドで非常にカッコイイですよ!腕前は超一級なのでしょう、JAZZマニアでない私にも解る素晴らしい演奏。それに加えて鈴木道子さんのボーカル!ホントにかっこいい女の人でした。簡単に耳に入ってくる音楽ってのは、自分にとって貴重品にはならないと思いました。生演奏で大人の音楽を求めるのだったら、足を運んで聴きに行かないとだめなんですね。


それから・・・今日はもう一つ素晴らしい事が!松島啓之さんの存在を知ることができました。



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ソロ演奏が終わるたびに恐縮しながら拍手を受けるその姿!素敵です~。追っかけさせていただきます!ライブいくぞ~。


こういうイベントが増えるといいなあ。


私の故郷、前橋市は帰郷するたびに元気が無くなって、商店街なんか悲しいほど活気がありません。萩原朔太郎の故郷なので、「詩の街」として詩人のイベント等は開催されているようですが、イマイチ人を呼ぶ原動力にはなっていないですよね。音楽イベントもいいと思うんだけど、前橋文学館の前のちょっとした広場でJAZZライブやって欲しいなあ。おこちゃま向けの音楽じゃなくて、洗練された音楽がいいですよね!


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by e_pandako02 | 2007-10-27 22:34 | JAZZ!

よーじやカフェ

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これは京都の「よーじやカフェ」のカプチーノです。


すごいですよね!


「よーじや」のキャラクターの顔面カプチーノ・・・。


上手に描けています。


「よーじや」さんは、祇園にある本当に小さなお店だったと記憶しているのですが、いつしか店舗をどんどん拡張して、京都のいたるところにありますね。


しかし、東京に進出していないところが経営者の賢いところ、と思います。(東京には無いですよね?)


確か海外進出はしていたかと。どのお店に行っても素敵なたたずまいだし、よーじやのお土産なら確実に喜ばれますもんね。



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こちら三条店のモーニングセットです。


ベーグルもかなり美味しかったですよ。


よーじやさんの油とり紙が一番お土産としては最適品ですかね~。私は柚子の香りの石鹸が好きです。柚子の香りシリーズもなかなか素敵です。


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by e_pandako02 | 2007-10-26 23:45 | ブログ

「村上龍 料理小説集」

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「村上龍 料理小説集」です。


村上龍さんの小説はあまり読まないのですが、この本はたまにナイトキャップ的に読みます。


リアルなような、消えていく現実のような、寝入りばなの悪夢のような・・・。


心を揺さぶるとまでは強くなく、攫みきれない内に消えていく意識の中に漂う幻のような読み口が、そのまま眠りに誘導してくれるんです。



・・・生牡蠣がシャブリで冷えた喉を滑り落ちる時のあの感覚である。それは情欲にまみれている。


「あたし、あなたに会いたくなったらまた生牡蠣のことを思って、生牡蠣の神様にお願いしようかしら」


 別れる時彼女はそう言った。


 その時私の全身に鳥肌が立ったが、それは不快ではなかった。



眠りに落ちる前のなんともいえない快感・喪失感が、この本を読むと更に増幅されるような気分になります。


村上龍さんの眉間のシワが、なかなか素敵で、ビジュアル的に結構好きでした。


でも彼も気がつけば結構な年齢でしたね。自分も同じく年齢を重ねているのですが。


「私は甘えているのでしょうか?」という悩み相談の一冊もおもしろかったです。


お悩みに対する答えを、龍さんの口調でイメージして読むと、おっかしくておっかしくて、一人で笑ってしまいますよ。まるでもって「村上龍のズバリ言うわよ!」って感じです。


ザックリ切り過ぎだっつの。


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by e_pandako02 | 2007-10-25 22:38 | 読書

「きもの」 幸田文 著

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幸田文さんの「きもの」です。


癇症でこだわりのある自分をしっかり持った女の子、


「るつ子」を主人公に、折々の「きもの」と彼女の人生を


描いた作品です。


結婚したその夜で物語は閉じてしまいます。


るつ子が幸せになったのか不幸になったのか、


解りませんが、女性としての上手な生き方に上手く


はまりきれずに生きていく、るつ子は不器用に


暮らしていくことになりそうです。



なんだか、同感してしまいますね・・・。


同僚や上司や家族からは頼りにされる、そんな自分で


ありながらも決して女性として上手に生きていない人って


居ますよね。あ、私か?


にしても、この作品は何度読んでも面白いです。


さまざまな女性の個性と生き方が見えます。


もしかしたら女性のモチベーションの源になっているかも


知れない「服装」。


パリッとした服を着ていればそんな気分になるし、


納得いかない服で出かけると、一日しっくり来ない気分ですもんね。


この作品の時代は、布が貴重だったこともあるでしょうし、


着物は代々大切に着たでしょうから、愛着もひとしおだったでしょう。


また、るつ子のおばあさんの一言一言がとても素敵です。


身近に存在する生きる事についての先輩の言葉をおろそかに


したくない気持ちになりますね。



洋服と違って着物って持ってて宝物になるんですよね。


着物って洋服では考えられないような色の組み合わせも不自然では


無い場合が多いので、すごく面白いです。


昔の日本は美しい自然の中に、色とりどりの美しい着物を纏った女性が


そこに居るだけで、絵画のようだったでしょうね。


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by e_pandako02 | 2007-10-23 22:04 | 読書

「中原の虹<2>」

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「中原の虹」二巻です。


一巻は新たな主役である張作霖に焦点があたっていて、今後の大きな


展開に向けて語り始めた様子でした。


二巻は、「蒼穹の昴」で登場した親しみ深い人物達が再び活躍し始めます。


日本に亡命した文秀・玲玲、西太后をささえ続ける春児、変幻自在のミセス・チャン、


新聞記者のトム、岡・・・。


どうなるの、どうなるの、で終わった「蒼穹の昴」の世界に再びあえて感激しきりです。


しかも、春児の兄、不死身の春雷には泣かされます。


強くて優しくてたくましい。


英雄が跋扈する時代に生きる、単純素朴な男の原型を見せ付けてもらえるのです。


かっこいいですよぅ~

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ほんと、堪りませんです。


読み始めれば、中国の広大な地平が広がる気分です。


こんな本ってなかなか出合えませんよね。


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by e_pandako02 | 2007-10-22 20:14 | 読書

蕎麦ぼうろ

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これは京都のお土産「蕎麦ぼうろ」です。


東京でももちろん売っているので、良く見かけますよね。


安いし、美味いし、形も可愛い!



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京都はやっぱり千年の都、探っても探っても奥が深くて、


何度訪れても新しい発見があります。


お茶を習っているので、和菓子屋さんや、抹茶席がある


名所で一服いただくのが楽しみです。


京都の主菓子(よくある練りきりのお菓子ですね)はホントに美味しい!


二条城でいただいたお菓子は美味しかったなあ。


名庭園を眺めながら一服、これ以上の贅沢はないですね。


今の時期、とにかく混んでるでしょうから、日帰りで行ってこようかな。


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by e_pandako02 | 2007-10-21 20:48 | ブログ

鎌倉で暮らし始めて3年が過ぎました。忙しい日々の中見つけたイイものを綴ります。