2012年 07月 05日
「第三の男」
「隠し砦の三悪人」
「第三の男」
古今東西の映画好きが、一番好きな映画と問われれば、必ずランクインするであろう名作、
「第三の男」
第二次大戦後の荒廃したウィーンを舞台に、悪に手を染める男ハリーを愛する女、そしてハリーの友人のホリー、三人の生き様と愛憎が錯綜します。
幾つも有名なシーンがあって、まるで映画と映像のお手本のよう。
一番有名なのは
観覧車のシーン
そして
ラストシーン
至上の名作となり得るのは、やはりきっちり隙間なく作られた脚本と「映画」という手法を知り尽くしたプロの撮影した画面、音楽と演出、役者の無駄の無い演技が合間って、見るものを圧倒し感動せしめるからなのでしょう。
光と影の使い方、モノクロ映画の美しさが余すところなく表現されています。
愛する男を死に追いやったホリーを、決して許さず、見事に無視する女。
カッコいいラストシーンです
でもね~、改めて観てみるとハリーは彼女の事をそんなには大切にしていないのですね。
悪党だから…。
何度観ても凄い映画。
何と言っても、粋、ですね。
iPhoneからの投稿
by e_pandako02
| 2012-07-05 15:24
| 映画