2011年 08月 24日
フォン・シイホルトの娘
夕暮れ迫る長崎、多分あまり観光客も訪れないであろうシーボルト記念館を訪ねました。
思ったとおり、私一人。
誰も居ません。
しかし、たまたまシーボルトの子孫である稲本家所蔵品展を開催しており、私としてはやや興奮する内容でした。
あの物語が真実である事、生々しく迫ってきます。
いかめしいお顔のシーボルト、日本の情報を自国へ持ち帰る、あの時代にはあってはならぬはず。
馬鹿正直で無知な当時の日本人から情報を引き出すのは、容易だったに違いないのです。
しかし、彼のもたらした知識や技術が日本の医学へかなりの影響を与えたと…。
鳴滝という地名そのままに、豊かな水音の川が流れるこの地。
今は昔と、しみじみしてしまいました。
iPhoneからの投稿
by e_pandako02
| 2011-08-24 21:35
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