2009年 09月 19日
フェスティバル ナ・ヒヴァ・ヒヴァ・ハワイ’09
私はフラダンスが好きなのです。
いつだったかBSで放送していた本場ハワイのコンテストの様子だったのかな、それを観て以来結構トリコになってしまったものです。
この天地を創造した神へ、島を治める王へ、太陽へ、海へ、風へ、雨へ、大地へ、火山へ、花々へ・・・すべての自然に感謝する、その歌と踊り。
人間の原始的な部分へ立ち戻る、そんな荘厳な声。
日本の声明のような、アミニズム的部分が共通しているのですね。
そんな訳で行ってまいりました「フェスティバル ナ・ヒヴァ・ヒヴァ・ハワイ’09」。
前から2列目、男性のダンサーの力強さ(目のやり場にちと困った)、女性のゆったりとしたたおやかさ。
迫力の舞台でありました。古典フラのすばらしさ!
あの衣装。葉の匂い・干草の匂い。草の冠、レイ、腕輪、アンクレット。生花を髪に、波のように踊ります。
群舞の美しさ、力強さ。踏みしめる大地の音の心地よさ。
ああ、ハワイで見たい。自然の中で観たい!
今この時代にあって、私たちは自国の文化を見直して、さらに更に大切にしていかなくてはいけないのだと感じました。ハワイはハワイの、日本は日本の、自分たちが何に根ざして何を信じて生きてきたのか、その根本を思い返さなければ、いい未来はやってこないのではないでしょうか?
来世があるならば、ハワイに生まれてフラダンスがやりたいものです。