2009年 02月 08日
加山又造展 国立新美術館その2
加山又造さん、あの「失楽園」の装丁に使われていた絵の方でした。
大作が多々あり、かなりの迫力。
日本画の力をものすごく感じます。
秋の七草と月、満開の夜桜とかがり火、双璧の龍、うねる波。
しかし、私は単色の絵にとっても惹かれたのでした。
寂々とした松林、月に照らされる雪山、それは見事なものでした。
なにやら自分の心の孤独が孤独を呼ぶような気分で、それが決して淋しいわけではなく、なんというか「あの世」があるならこんな場所にいくのであろうと、いうような。
そんな感慨を胸に抱きながら、ミッドタウンへ。
イデーのカフェに入って一休み。
ベランダ席にあったマーガレットの清楚な姿にひどく感心。
ついでにケーキも食べちゃったのでした。
ダイエット中じゃなかったのか?
高いところから見下ろしていると、歩く人に対して愛情を感じるものです。
皆、一生懸命生きているんだなあ、なんて。
日曜日はなんだか、フワフワした感じで・・・。
明日からの嵐のような仕事の日々に、ちょっと待ったをかけている。